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そまびとたちの奮闘記

NPO法人信州そまびとクラブ。
山仕事をしながら、
林業のこれからの姿を提起します。

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立て御柱

4日に行われた秋山という集落での里曳きと、立て御柱の様子です。画像は公民館報用に編集長が撮影したものを送っていただきました。

 

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 私の山仕事の師匠であると同時に、地域生活の師匠である田村さん"たかにぃ"を紹介します。15年前、長靴の履き方から教えてもらいました。
 よそから来て定着する者が、仕事から生活まで面倒をみてもらうことを、この地域では「わらじをぬぐ」と言うそうですが、私は森林組合にお世話になると同時に、このたかにぃのところにわらじをぬいだと言って良いのかもしれません。

 たかにぃの着ているのが、そまびとの法被です。

 

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 飛び入りのギャラリーも大切な機動力となって、御神木は集落の神社へと一日がかりで曳かれてゆきます。中には、連休中に偶然通りがかったという人もいて驚きました。こうした出会いが、何かのきっかけになるのかもしれません。

 

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 立て御柱の瞬間。「わーっ」と言う歓声と同時に、木遣り衆の声が高らかに響き渡ります。

 

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 今回、柱のトップになった方の確保を任されて、仕事で学んだ技術が最大限に活かされました。なんと光栄なことでしょう。

 

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 無事に柱を立て終わり、大役を果たした人たちを、地上で消防の若い衆が迎えます。県内各地の諏訪神社で、こうしたドラマが展開されているのでしょう。

コメント

Posted by: だん   [ 2010年5月 9日 23:18 ]

本家では悲しいことになってしまいましたね。
ビレイするかなめさんの姿は各地の模範になるでしょう。

Posted by: かなめ   [ 2010年5月10日 00:22 ]

 亡くなった方たちは、どんな人だったのでしょう。働き盛りの年齢です。ご家族は?仲間は? 新聞記事を見ながら、このお祭りに注がれる多くの人たちの思いについても考えました。
 今回亡くなった方は、命綱をつけていなかったとの報道と、今日上った人たちの胴綱の映像が夕刻のテレビで流れていました。だんさんはすでにお気づきでしょうが、たとえ命綱があっても、木にビレイしているかぎり安全とは言えません。木が倒れれば道連れになります。悲しみをくり返さないためにも、最善の方法にたどりつきたいと思います。

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そまびとたちの奮闘記 「そまびと」とは「きこり」のこと。現代のそまびと=技能職員たちが起業し、模索しはじめました。

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