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山をつくる

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木柵

去年の暮から入っている現場なのですが。
作業道の総延長が2キロほどの現場で、全て新規開設します。
総面積が20haほどあるのですが所有者は2名。
所有者ごとに材を仕分ける手間からすると非常にシンプルなのですが
この現場、作業道を開設する際に必要な構造物が随所に必要でした。


構造物というのはもっぱら「洗い越し」※1と「土留め用木柵」「作業道に敷く桟」の事を言っているのですが
これらを造るのに要する材は、現場で調達しています。
今回の現場では、横断する川も深く、傾斜が急な場所もあったため
予め構造材を確保するための伐採をしなければならない事は解っていたのですが
予想以上に土質が悪かった。

斜面を削ればガラガラと土砂が崩れてくるような危ない場所があり、
場所によっては土留め用木柵を延々と設備。
必要とされる構造材の量も倍以上に増え
伐採にあたった木こりの人工も、必要以上に増えして(構造するのに適した大きさの木を探して切り出してくる作業は結構手間がかかっています。これは改善しなければならない点)
現状、一人あたりの搬出量が6㎥ほど。
これはヤバイ!

miyanooku.jpg

※洗い越し
木組み石組みをして重機が川を越えられるようにするための足場。配管をせず、水は石組みの間や上を流れる。規模によってはL型用壁を使用する。


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京都の中央部、日吉町森林組合は『森林プラン』で山づくり。
山村に活力!
(現場職員&事務職員二人体制で更新)

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