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まいど「森林楽校・森んこ」です。

楽力を身につけましょう!
楽力って、何だ?
Chichiのブログを読めば、分かるぞ。

2011年2月 3日

今日から旧暦、新年の始まりです。

新春あけましておめでとうございます。
今年も皆さんよろしくお願いいたします。

旧暦カレンダーを愛用させている方々は、
今日が、新年元旦です。
新春の始まりです。

そして、今日は、暦どうり
春の兆しが感じますよね。
猛威をふるった大雪も峠を越えたようです。

さて、先日もお伝えしたように、
日本カレンダー暦文化振興協会(暦文協)が
6日に設立されます。

また、先週からおおい町暦会館では、
天保暦の特別展も開催されています。

今年は、旧暦をはじめ「暦文化」のおおいなる
飛躍の年だと予感します。
森林楽校・森んこも、微力ながら
里山から「暦文化」を発信していこうと
考えています。


2011年1月23日

わら細工作り

わらで簡単にできる
工作をしました。

私としては、簡単すぎると思い、
このほかに、ミニミニ布ぞうり作りも
用意していました。
と言うよりも、どちらかと言えば、
ミニミニ布ぞうりづくりの方が
メインだったのですが・・・・・(T_T)/~~~

案外、わら細工に時間がかかって、
結局、わら細工しかできませんでした。
(講師の先生には、申しわけないことをしました。
でも、先生も結構わらづくりを楽しんでもらっていました。
よかった。)

はじめは、うまくできませんでしたが、
一匹馬を作れたら、
コツを覚えた子どもたちは、
思い思いの動物を作ってくれました。

単純なわら細工ですが、いい味が出ます。
「わら」のもつ不思議な魅力だと思います。

warazaiku.jpg



2011年1月16日

今日もまた雪かき

年明けから、よく降ります。
集楽庵の雪かきをこれで、
3回目です。

今日は、とうとう縁側まで、雪が侵入。
yukigaengawamade.jpg


雪囲いをするべきでした。
悪戦苦闘の約1時間で、ここまでが精一杯・・・・・(´・`) フー

yukigaengawamade2.jpg


去年がまったく積雪がなかったので、
油断してました。

天候は、季節ごとに変わります。
旧暦カレンダーをよ~く読み込む必要があります。

まあ、仕方ない。
今年は、根気よく雪かきをして、
冬場の運動不足を解消しましょう。


2011年1月15日

旧暦の講義をしてしまう。

福井市の清水東公民館で、
「目からうろこの 旧暦講座」
と題して講演会がありました。

講師は、何と私です。
ひょんなきっかけで、
(去年の秋、自然体験の集まりがあって、
そこで、いっぱい呑みながら
ワイワイ旧暦の事を話していると、
へえ~面白いねんね、ってとても感心してくれる
人がいて、その人が公民館の企画をしていて
あれよあれよって感じで、決まってしまったのです。)
旧暦の話をすることになりました。

決まってから、さあ大変、
図書館でいっぱい本を借りてきて、
基礎からお勉強です。

約一カ月。暇を見つけていろんな暦の本を
読みました。
それで改めて、暦の魅力を実感していきました。
面白い w(゚o゚)w オオー! 

興味の思うままに
いろんなことを調べている間に
どんどん講義の日は迫ります。


当日。約20名ほどの方々の前で
旧暦の基礎の基礎をお話ししました。
思ってよりも、年配の方々が参加されていて、
いささか緊張しましたが、
正直に、まだ暦の勉強を始めたばっかりで、
しかも、自然体験活動をしていて旧暦は、
まったくの専門ではないこと。
生徒の学習発表会と思って聞いてくださいと。
お断りしての「お話し」となりました。
で、ざっと旧暦の表面的なことと、自分の思いを
お恥ずかしいほどの内容で、発表をしました。

二・三質問も出て、
勉強不足が露見してしまいました。
まあ、公民館のYさんには、
申しわけないようなことでしたが、
私としては、とてもいい経験となりました。

Yさん、今度の機会があったら、もう少しはマシなお話が
できるように、勉強しておきます。
よろしくおねがします。






2011年1月10日

玄関まで雪かき

年末から降りだした雪は、
今も断続的に降っています。

9日の夜は結構積もりました。
ちょっと心配で集楽庵に行ってみると

除雪車で雪かきされた県道の脇には、
1.5メートルほどの雪の壁ができていました。

集楽庵まで、約20メートル。
腰以上までの積雪。

玄関まで道をつけるのに、約40分。
若狭の湿気を含んだ重たい雪です。

oisakoyuki2011.jpg


玄関までの雪かきは今年2回目です。
明日降れば、また同じことの繰り返しです。



2011年1月 2日

雪は、ひとまず落ち着きました。

大晦日の雪は、
幸いに元旦には、やみました。
元旦は、青空ものぞくくらいです。

穏やかないい正月を
迎えることができました。

老左近の里山も
思ったよりも積雪がなく
一安心。

okisako-yuki2011.jpg

今年は、里山事業に本腰を入れて、
かかりたいと思っています。
昨年までの、活動方法とは、
違ったやり方になります。

イベント的な活動ではく、
ごく日常的な地味な活動
になると思います。

私自身も、あまり人前に
出ないようにしようと思っています。


2010年12月19日

炭焼きの窯を作る。その5

さてさて、宴会はものすごく盛り上がり、
ふと眠りにつくと、もう朝です。

宴会の間も、何度となく窯の様子を
見に行っては、酔いを覚まし、また
飲むという一晩でした。


午前9時いよいよ、期待の窯出しです。
指導いただいた木戸口先生も、
初釜で決して万全の条件ではなかっただけに、
やや緊張気味。

さて、窯開けです。
どうなっているか。
うまく炭は焼けているか。
緊張の瞬間です。

sumiyaki9.jpg


予想以上の上出来でした。
木戸口先生の評価。
これ以上望めないほどのでき。

sumiyaki11.jpg

やった-!!!
思った以上にたくさんの炭ができました。
ドラム缶の窯での竹炭ですが、
しっかりとできていました。

sumiyaki10.jpg

さて、今度は自力で焼いてみよう!!!
また、里山での楽しみが増えました。

支援していただいたFさん、
参加していただいた皆さん
ありがとうございました。





2010年12月18日

炭焼き窯を作る。その4

さて、いよいよ窯に火を入れる日です。
最初の焼き物は、当初の目的である
竹を焼きます。

裏山で伐採されて、数ヶ月たった竹を
6等分に割り、長さ80センチ×幅5センチくらいの
竹材を作ります。

ドラム缶には、思ったより多くの
竹が入りました。

びっしりと竹を詰め込み、
いよいよ火をつけます。

数分もすると、
もうもうとものすごい煙が立ちこもります。

sumiyaki6.jpg

煙突の温度が80度になるまで、
薪を焚き続けます。

午前9時半頃に火をつけて、
完全に窯のふたを閉めて、
煙突の穴もふさいだのは、
午後8時頃。

sumiyaki7.jpg

その間に、煙はモクモクの真っ白から
モクモクが落ち着くと、やや青みがかりはじめ
どんどん煙が透明になっていき、
窯をふさぐときには、
全くの透明無臭になります。

その変化は、とても不思議です。
煙の変化とともに、中の竹は、
どんどん炭化されていっているのです。

温度と煙の色とニオイで
炭焼き職人は、窯の中の炭化具合を
予想するのです。

sumiyaki8.jpg


夜は更けて、窯の竹が炭化している間、
宴会をしながら、待ちました。
これも、また、楽し!です。

sumiyaki-syokuji.jpg





2010年12月17日

炭焼き窯を作る。その3

さていよいよ、作業にかかる日です。
11月23日(勤労感謝の日)
あいにく、朝から雨。
しかも、私は地域の用事で
午前中は、出席できませんでした。


午後から、参加してみると。
もう随分と作業は進んでいて、
びっくり。
しかも、本当に雨の中で
カッパを着ての作業。

sumiyaki2.jpg

参加していただいた皆さんは、
とても元気いっぱい。

頼もしい限りです。

いろいろと段取りが
うまくいかなかったことも
あったようですが、、
木戸口先生の指導と、
経験者のOOさん・JBさんそして、OKさんの
大活躍によって、どんどんと
小屋が建ち、窯がドンドコできていきました。

sumiyaki3.jpg

HRさんちのボクもよく頑張ってくれました。
紅一点の女性参加のKMさんも、買い出しや
楽しい雰囲気作りに大いに活躍してくれました。

冷たい雨のなか
泥んこになって、本当に大人も子供も
役割を分担して、いい活動でした。

sumiyaki4.jpg

一日降った雨で体は、
冷え切っていましたが、
気持ちは、ばっちりあったかでした。

参加いただいた皆さんのおかげで、
素焼き小屋と窯が無事完成しました。

sumiyaki5.jpg

充実した一日でした。

後は、12月4日の火入れと
5日の窯出しです。





2010年12月16日

炭焼き窯を作る。 その2

さてさて、まず始めに
基本をお勉強です。

10月21日の夜の
8時から2時間の座学勉強です。
集まったていただいたのは、9名。

sumiyaki1.jpg

まずまずのスタートです。
炭焼き体験に参加申し込みがあったのは、
15名ですが、なかなか全員集合とは
なりませんでした。

まずは、自己紹介から。

次に、本当に炭焼きの基本の基本を
炭焼き職人の木戸口先生から、
本当に丁寧に教えていただきました。

炭が「焼く」だけではできなくって、
「蒸す」という作用によってできるのを
始めて知りました。
「蒸し焼き」です。

それから、どんな炭焼き窯を作るのかを
説明。まあ、わかったようなわからないような。

木戸口先生に説明は、
とても、柔らかくって、
要領が良くって、
しかも、さりげなく問いかけがあり、
いつの間にかに、
「みんなで力を合わせて
炭焼き窯をつくるぞう!!」って
雰囲気にしてしまうところなど、
すごく進行が上手だと関心。

炭焼きのプロであり、
なおかつ指導者としても、
すばらしい才能の持ち主であることを、
改めて知りました。

このムラには、本当に
才能のある人が多いです。
地域をしっかり支えている。

さらに、3名の経験者もいて、
不安であった炭焼き作りも、
安心のスタートとなりました。


2010年12月15日

炭焼きの窯を作る。その1

ことの始まりは、
集楽庵の裏山の竹林を整備したときに、
伐採した竹がたくさん出たんです。

スタードームを作ったり、
キャンプの器作りや
そうめん流しなどにも利用したんですが、
それでも、中途半端な竹が出てしまいます。
そのまま、腐らせてしまうのももったいないし、
林内が何となく汚くなります。

で、竹炭にしてしまったらどうだろうか
と思ったのです。
で、どうすれば竹炭を作ることができるか
といろいろと調べたり、
いろんな人に相談しているうちに、

県職員のFさんから、いい支援の話を
していただけました。

全国林業研究グループ連絡協議会から
林業従事支援事業の一環として、
炭焼き体験を指導するということなら、
補助が得られるとの返事をいただきました。

早速、地元の炭焼き職人のKさんに相談したところ、
それくらいの予算なら、小屋とドラム缶を利用した
炭小屋と窯ができるし、
それを、一から作るようにしたら、
炭焼きのことがよく理解できるし、
ある程度の技術習得にもなるのとの
返事をいただきました。
指導は、Kさんに全面的にお願いしました。

現実にできそうです。
炭焼きの釜を作りたいと思ってから、
2年の月日が流れていました。
あきらめずにコツコツ続けていくことは、
大事です。

2010年11月28日

明日のための田舎暮らしフォーラム その3

パネリストの方々の発表を踏まえて、
二部では、参加いただいた方々から、
率直な意見や質問をいただきました。

inakafo-ramu2.jpg

これも印象的な意見だけを拾うと。

・収入の確保が難しい
・やっぱりご近所の付き合いは気をつかう
・独自のライフスタイルや人生観を持った方が幸せだ
・田舎は、人生の充実感を持つ暮らしを目指せるように思う。
・子供を育てるには、田舎はいいと思う
・田舎暮らしに自信が持てたような気がする
・仲間がいるという安心感ができた
・Iターン者たちが話し合う機会は大事だ
・ネットワークをつくれば

そして、参加いただいた皆さんの提案案として、
今回の「明日のための田舎暮らしフォーラム」は
第一回として、第二回もすることになりました。
そして、このフォーラムを通じて、様々の地域から
田舎暮らしの実践者や希望者のネットワークを
作っていこうという話になりました。

この企画をしたものとして、
]実にうれしい提案をいただき、感動しました。
また、福祉の仕事をしている方から、
このようなことは、高齢者や医療福祉からの
立場からのとても有意義な活動だという、
意見もいただき、この事業の支援していただいた
「福井県社会福祉協議会」(まごころ基金)の方々への
お約束も、ある程度達成できたのではないかと、
ほっとしました。

つたない企画と段取り・進行にもかかわらず、
パネリストや参加者の積極的で率直な
発言のおかげでじつに実りの多いフォーラム
にったのではないかと、安堵しています。
そして、その感謝として次回への開催の
準備を怠らないように、またコツコツ始めることにします。




2010年11月27日

明日のための田舎暮らしフォーラム その2

パネリストにお迎えしたのは、

 
○自給自足を実践しながら、
音楽活動をしているバンド「ファミリー」の
リーダーM家のご夫婦
○長年地元で少年野球の監督や
和太鼓のグループで活躍している
大阪からのIターン者Kさん
○無農薬で野菜を農作している
福井県エコファーマー認定第一号でもあるMさん
(姫路からのIターン者)
○地元代表で子ども会育成会の会長でもあり、
各方面に地元で活躍しているNさん
(森んこのメンバーでもある)


二部構成として、はじめは、
パネリストの方々にIターン者として
田舎暮らしを始めたときや今の
地元との付き合いなどについて、
ザックバランに話をしてもらいました。


各パネリストとも、経験の基づいた
お話をしていただき、また、その内容が
実に率直で、まさに田舎暮らしの現状を
浮き彫りにしていただいたような内容となりました。

inakafo-ramu.jpg 

司会進行をしていた私は、何も口を挟むことなく、
このフォーラムの趣旨をさらに
深めていただく体験談がいっぱい出てきました。


今このブログでは、記録をまとめていませんので、
まだ十分な報告ができませんが、
私が印象に残っていて、
各パネリストの方々の共通したキーワードを、
拾い上げると、以下のような言葉ではないかと思います。

・ 自然にそった暮らし
・ 経済的豊かさへの疑問
・ 収入の確保
・ 自分の生き方へのこだわり
・ 毎日の暮らしの中で生きているという実感
・ 幸せの意味 個性の発揮
・ 近所や地域のつながり、付き合い
・ 「己」と「他」との関わり
・ 平和への願い
・ 自然環境問題
・ 家族のあり方
・ 家系を継ぐということ(長男の存在)

 などなど、やや重複するワードもあると主ますが、
以上のような言葉が印象的でした。

そのなかで、すべてのパネリストが
共通して何度もくりかえしたのが、
 「生き方へのこだわり」でした。

そして、特に田舎の暮らしを始めて一番印象に
残ったことは、「家」同士のつながり
そして「長男」の存在でした。

 そこには、地方という「時空」「地場」の
積み重ねが重く感じられました。

そして、参加していただいた方々の意見にも、
地元の方々との付き合いにそれなりの
慎重さを持って、些細なことにも気を遣うことがある
といっておられたのが印象的でした。

パネリストの方々の意見には、
もちろん多少の違いがあります。
しかし、先ほどの共通点は、
Iターン者である私も含めて、
多く共感するところでした。

2010年11月26日

明日のための田舎暮らしフォーラム その1

過疎化が激しく、
衰退していく地方があります。
少子高齢化・労働雇用の都市への流失
第一産業の衰退などなど

どれをとっても、地方活性には
逆風ばかりです。
過疎化高齢化に伴う福祉行政の負担は、
ますます増えるばかり、
マスコミでは、地方医療に取り組む医師や
ユニークな福祉制度に取り組む先進地など
をたびたび紹介しています。

しかし、その地にすむ人の数が減るばかりでは、
その努力も根底から成り立たなくなります。

行政は、雇用の創造や企業誘致を盛んに
行っているようですが、その成果もなかなか
見えてこないのが実情です。

なぜ、地方に若者は定着しないのか?
なぜ、過疎化が生まれるのか?
という、またもや単純な疑問を持つようになりました。

そこで、とてもささやかな企てとして、
「明日のための田舎暮らしフォーラム」を
主催することにしました。

2010年11月15日

明日のための田舎暮らしフォーラム


「明日のための田舎暮らしフォーラム」

日時:11月27日(土)

   午後3時~5時 (2時半より受付)

場所:「集楽庵」(囲炉裏のあるかやぶき民家)

おおい町名田庄納田終老左近

 

参加無料

 

 舞鶴で農作をしながら音楽活動を行っている

THE FAMILYの村本一家を招いて、いわゆる

「半農半X」などの新しい田舎の暮らし方を

集まった人々でワイワイ話し合うフォーラムです。

 

パネリスト

村本敏(ファミリー)

笠井義晃(少年野球監督)

宮本健作(エコファーマー)

中村賢一(子ども会会長)

司会 萩原茂男(森んこ)

 

 

田舎暮らしやファミリーさんたちのこだわった

ライフスタイルなどに、興味ある方は是非!

ご参加ください。


興味ある方は、

件名にを 「田舎暮らしフォーラム」として

メールをください。よろしくおねがいします。


maido☆npo-morinko.com

(☆を@に変えてお送りください。



 

2010年10月24日

旧暦講座

今年も
去年に引き続き
松村賢治先生を講師にお迎えして、
「旧暦講座」を開催しました。

参加者は、13名。
去年来ていただいた方も半数くらいおられました。

それで、基本的な講義と
さらに詳しい旧暦と生活とのかかわりや
旧暦の活用方法を詳しくお話しいただけました。

kyurekikouza2.jpg


kyurekikouza1.jpg

みなさん、熱心に質問もされ、
とても、活気のある実りの多い講座となりました。

私たちも、新たに勉強ができました。

講演の後、松村先生と囲炉裏を囲んで、
懇親会を開きました。
実に盛り上がり、先生も夜遅くまで、
お付き合いしていただきました。
いい酒でした。

先生からこれからも、交流していきましょうと
ありがたいお言葉もいただきました。

「暦の里」名田庄から、古くって新しい
生活文化の発信ができることは、
嬉しい限りです。







2010年10月12日

炭焼き講座をします。

10月から12月にかけて、
3回の予定で、
炭焼き講座をします。

数年前から計画をして、
ようやく実現しました。

講座で作った炭焼き釜は
常設して、時々炭焼きをしようと
思います。

少しずつ里山の景観ができていくようで、
楽しみです。



2010年2月11日

今年も、竹スキーづくりをしました。

今年で第四回目です。

今年は、まったく積雪なし。
しかも、大雨。
まあ、毎年一番雪が多い時期を選んでいるのに、
どうして竹スキーのときは、
雪不足何でしょうね。

振り返ってみても、
第一回目の年は、ほとんど雪なしの快晴
第二回目は、パラパラ小雨で雪はベチャベチャ
第三回目でようやく雪もあって、作ったスキーで滑ることが
できました。三度目の正直で喜んでいたんですが、
今年は、雪なしの雨がジャージャー。

それでも、こんなにたくさんの人たちが、
竹スキーづくりを楽しんでくれました。

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takeskyzukuri2.jpg

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懲りずに、来年もがんばるぞ!!!!!




2010年1月30日

古民家でランプ

老左近の古民家「集楽庵」の
囲炉裏の間には、電燈がありません。
改築した時に電線をみんな外してしまったからです。

で、灯油ランプとランタンを買いました。
一番明るい七分というランプを買いました。

でも、まあなんと暗いことか。
昔の人は、この暗さで夜を過ごしていたのです。

電気の明るさに、驚かされます。

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トイレは、隣の民家にあるので、夜の野外用に
ランタンも買いました。山小屋風でいい雰囲気です。

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2010年1月28日

ハーブの勉強で 

まったくの素人が、
ハーブ農園を作ろうというのですから、
まったく雲をつかむような話です。

去年は、兵庫県の香寺ハーブガーデンにおじゃまして、
代表の福岡さんにいろいろとお話を
聴いたりしましたが、
結局、あっという間に一年がたってしまって、
ほんのすこし、休耕田の整備をしただけに
終わってしまい
ハーブを植栽するようなところまで
行きませんでした。

でも、決してあきらめたわけではありません。
どうにか一歩を進めたいとおもって、
本を読んだり、知人に話を持ちかけたりしていたのです。
が、どうもなんだか一歩が出ない。
気が軽くない。また、悪い病気が出ているなあ。

そんなときに、ある本(『ベニシアの京都里山暮らし』)で紹介されていた
ハーブガーデン グリーンスポット「デン」
(滋賀県高島市安曇川)を知りました。


ha-bu-den1.jpg

良さそう!の直感。
しかも、自宅から約1時間ほどのところです。

で、今日、ドライブがてら家内と出かけました。
快晴です。

わかりにくいところにあるとの
ネット(数人のブログ)情報でしたが、
ほとんど迷わず、訪ねることができました。

でも、なんだか閉店してるような雰囲気。
車を止めると、道で立ち話をしていたおっちゃんが
こっちへやってきます。

うーんこの人が店の人かなあ。
「おはようございます」
「3月1日からしか開かんで」
「福井からハーブのことを伺いに来たんですが・・・」
「あっ。そうなんや」
「ここのお店のかたですか」
「ああ、そうや」

と挨拶を交わしているうちに、おっちゃんは
「ここにあるのはみんなハーブや」
「ここはよーけ雪降るから今は
冬ごもり中や」と
どんどん説明を始めるのです。

「休耕田にハーブを植えるンか
それはええ。あんまり最初から
ギューギュー植えたらアかんで。」
「石灰はほんの少しや。赤だまと腐葉土だけで
ええんや。」
「本にアルカリ性の土やとかペーハーを
測量するとか書いてあったんですけど」
「そんなんまあ適当や。石灰を少しやで
たいそうにやったらアかんで」
おっちゃんは、実に自然で素朴です。


「この本がええ、この本一冊に
みんな書いてあるわ」
と一冊の本を持ってきてくださる。
ペラペラとページをめくると
あっちこっちに書き込みや
付箋がしてある。

ha-bu-den3.jpg

「ハーブはものすごい種類があるんや」
「うちのこの庭でも、300種類くらいある」
「いろんなことに使えるしな、
使うために育てるのが一番や」

ha-bu-den2.jpg

「あんまり、最初からあれやこれや
やらんほうがええわ。ちょっとずつ
増やしていったらええ。
こ難しいこと考えんでええ
石灰は少しやで」

おっちゃんはええ人です。
ハーブが好きなんです。
「春になったらまた来。
3月1日からやってるから」

「わからんことあったら、また
聞きに着いや、ここにおるから
苗もその時には、売っとるから」

すこし、ハーブ農園が見えてきたように
思います。いい人と出会えた。
ちょっと、気が軽くなった。














2010年1月25日

藁造形作家 村上裕介の工房を訪ねる。

老左近集落で
来年度から藁細工の体験活動を
企画しています。
その勉強になればと
藁造形作家の村上さんを訪ねました。

福井県三国町観光名所で
有名な東尋坊の近くです。


wara1.jpg

1時間半ほどの短い時間でしたが、
とても充実したひと時でした。

「生活から生まれた文化の
心と技術をしっかり受け継ぎ
次の世代に時代に合った
生活文化として伝えていきたい。」
と淡々とそして熱く藁文化をかたる
村上さん。

また、伝統の藁文化に
独自の創造性と精神をそそぎ
表現していきたいと
語る村上さんにとても共感しました。

まったく予備知識もなく、
友人の紹介で訪問して、
初対面にも関わらず
とても丁寧にお話を
いただき、本当にありがとうございました。

藁の文化に今まで以上に興味を持つことが
できました。
里山の活動にまた、一つ大きな柱が
できそうな予感を持ちました。

村上さんのホームページとブログサイト
http://www9.plala.or.jp/yusukein/
http://warajp.blog103.fc2.com/

最新の活動を紹介しているサイトです。
http://www.echigo-tsumari.jp/2009autumn/2009/12/post-15.html




2010年1月 9日

クマ剥ぎ防止のテープを巻く

老左近集落の裏山に杉の人工林があります。
その杉林をクマの獣害から守るために
テープを巻く作業をしました。

幸いに雪も前日の雨で溶けて、
雨も止んでくれました。

作業には、大阪からTさんも応援に
来てくれました。

約1時間半ほどの作業でしたが、
裏山の整備作業が少しずつでも、
前に進んでいけていること

そして、いろんな人が関わって
いただいていることを
ありがたく思っています。

kuma-tepu.jpg








2009年12月29日

里山に木を植える

県からいただいた木を
早速、里山に植えました。

今回は、ほんの数本だけ。
雪と獣害対策に、周りに竹を立て、
ネットを張りました。

この冬をうまく乗り越えてくれることを
祈るばかりです。

syokuju2.jpg


syokuju1.jpg


syokuju3.jpg



2009年12月26日

県から苗をいただく。

老左近集落の裏山などに植える苗を
福井県からいただく。

当てにしていた町からの緑化の
予算が支給さらなくなって困っていたら、
ひょっこり県から、無料で苗木要りませんかと
お声をかけたいただいた。

まったくもって、ありがたいタイミング。
植樹祭関連の緑化事業とのこと。
それにしても、ほんとなんて運のいいことでしょう。
こんなこともあるのです。

カツラ・コウゾ・コブシ・ヤブツバキ・マユミなどなど
14種類約100本の苗木をいただけることに
なりました。

ちょっと植樹には、遅い季節になりましたが、
時間を作って、手分けして植えていきます。

鹿に食われないように、ネットをかぶせるなどの
予防をしなくては・・・・。
大切に育てていきます。
担当のTさん、本当にありがとうございます。

nae1.jpg



2009年12月19日

初積雪です。

例年よりも、3週間ほど遅い積雪です。
老左近集落も雪化粧です。
本格的な雪のシーズンが始まります。


oisako-yuki.jpg

2009年11月17日

11月17日から旧暦では冬になります。

今日から旧暦では、冬です。
不思議なことに、昨日からぐっと冷え込んで、
まさに、晩秋というよりも初冬の趣です。

旧暦の冬は、西暦でいうと来年の2月13日までです。
もちろん、旧暦の1月1日からは春です。
だから、元旦は新春です。
西暦では、2月14日になります。

なかなかややっこしいですが、
自然の運行や季節を基準にすると
こっちの方が自然なんです。

もちろん、西暦の方が便利なこともたくさんあります。
旧暦のみに、こだわることはないと思います。
クリスマスもたのしみ、正月もたのしむ。
それでいいと思います。

いろんな視点や発想を持つことは、
日々の暮らしを豊かにすると思います。

どうでしょうか。今年は「旧暦カレンダー」で
一年を少し豊かにしてみてはどうでしょうか。
テレビや新聞の占い気分でもいいと思います。

ちょっと、毎日が楽しくなるかもしれませんよ。

「旧暦カレンダー」は詳しくはここでお確かめ下さい。
大阪南太平洋協会「前代未聞のカレンダー」



2009年11月 7日

老左近里山講座を開く

「旧暦カレンダー」の考案者であり、大阪南太平洋協会の代表である
松村賢治先生を講師にお招きして、
「旧暦と暮らす ースローライフと知恵ごよみー」と題する講演会を
森んこが主催しました。
このような文化講演を主催するのは、初めてだったのでどうなるものかと
ハラハラでしたが、なんとか無事開催できました。

松村先生が実に気さくな方で、
とてもいい雰囲気を作っていただき本当に助かりました。

また、参加していただいた方々が熱心に聴講していただいたことに
先生も大変喜んでいただけました。

暦の由来多い名田庄です。暦の故郷ともいえる土地柄だと思います。
このような場所で、暦講座を開けたことの意義は大きいと
思っています。

松村先生もまた、ぜひこの地をおとづれたいと
おっしゃっていただけました。

また、暦に関する企画をして
講演会や勉強会をしたいと思います。

松村先生をはじめ参加していただいた皆さま
また、今回の企画(ライブと講演会)に助成をいただいた
「あすの福井県を創る協会」に心から感謝いたします。



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2009年10月31日

老左近里山ライブは、とっても楽しかった!

The Family のライブは、真っ青な秋空の下で、
開催されました。


たのしい、素晴らしいライブでした。
小さな里山の小さなライブでしたが、パワーは最高。
森んこらしい、楽しい楽しいライブでした。

ファミリーの歌(詩がとってもいい)
演奏を聴き名があら、「ファミリーさんでよかった
本当に不思議な縁でいろんな人たちがここに集って
いくやなあ~」としみじみ感じました。

まさにここは、老左近里山集楽 です。

参加者もみな立ち上がって、
のりのりの即興の踊りもあり、
竹の楽器?も素晴らしく。
大いに盛り上がりました。

集った人たちは、本当にラッキーだと思います。
今回参加できなかった人たちも
またの機会をご期待ください。

焼き芋もおいしかったし。

本当に、集まった人たちが
ファミリーになれました。

The Familyの皆さん、ありがとうございます。
参加してくださった皆さん、ありがとうございます。
協力していただいたすべての皆さんに、「おおきに」です。

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2009年10月29日

老左近里山講座を開催します。

31日のライブに引き続き翌週の土曜日は、
講演会を開催します。

タイトルは「旧暦と暮らすースローライフと知恵ごよみ」です。
講師は、大阪南太平洋協会代表の松村賢治氏です。



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2009年10月13日

老左近でライブ!


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10月31日(土)老左近で
The Family
(http://5hp.jp/?id=thefamily)
のライブを老左近でします。
かやぶき民家がステージです。

竹で誰でもできるかんたん楽器作り体験や
ほかほか焼き芋もご用意します。

秋のひと時、のんびりと里山で過ごすのは、
いかがでしょうか。

 

2009年10月12日

セブン・イレブンみどりの基金

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老左近里山プロジェクトには、
セブン・イレブンみどりの基金からの
多大な支援をいただいています。

この場で紹介するとともに、
心から感謝!

ありがとうございます。

老左近里山の「はーぶ園」の造園開始

ようやく「老左近はーぶ園」の造園が
始まりました。
と言っても、細々です。

まずは、整地から。

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小さな耕運機でエイヤコラヤ!

ここら辺にこうして、ああして。
まあだいたいで。
感性や感性や!!

よく分からいまま
なんとなく、これかなあって感じが一番。

これからどうなることやら。

鹿にたっぷり食われても、まあそれはそれ。
暢気なもんです。

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のんびりおしゃべりしながら、
楽しい二日間でした。

久しぶりに、楽しんだ!!!

これぞまさしく野良仕事やなくって、

野良遊び だ!!!!

老左近はーぶ園はどうなることやら。
乞うご期待!






2009年7月 6日

森んこキャンプ

4~5日と、第四回目の森んこキャンプを開催しました。
梅雨の真っ只中、空模様を気にしながらの開催でした。

参加者も大人5名・子ども17名の22名の参加をいただきました。

今年は、締め切りの10日ほど前に定員30名以上の申し込みが
あって、募集には、苦労をせずにすみました。
でも、残念なとこに、4日前に、2家族のキャンセルがあり、
前日にお子さんが熱が出てしまって、1家族4名の
キャンセルがあって、結局前年とほぼ同じ数の参加者となりました。

幸いにも、天候にも恵まれて、テントも張れ楽しく充実した
キャンプをすることができました。

いろんな工夫や志向を練って企画もしましたが、
うまく段取りが進まなかった面もありましが、
第四回目とあって、それなりの成果はあったと思います。

今年は、森んこの女性のスタッフが全員都合がつかなくって、
不参加だったので、不安もありましたが、
アルバイトスタッフの女性陣の縁の下の活躍で、大助かりでした。

もちろん、たくさんの課題もありますが、
それも、次のステップの大事な踏み台です。

今後も、森んこらしいキャンプを創っていきたいと思います。

参加いただいた皆さんに心から、お礼いたします。
竹紙漉き体験の講師をしていただいた酒井さんにも、
おおきなおおきにです。
アルバイトスタッフの皆さんにも、感謝感激。

来年も、また、懲りずにやりますので、
参加よろしくお願いします。

なこ、キャンプの様子は、7月中にホームページで、
公開します。

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2009年2月24日

竹スキーを作ろう!開催

22日に、森んこの主催事業の竹スキーを作ろうを開催しました。
暖冬で、雪は少ないし、
おまけに、雨までふってくる最悪の状況でしたが、
参加していただい子どもたちは、それなりに、
楽しんでくれていたようです。



竹スキーも、今回で、3回目です。
一回目は、記録的な暖冬で、全く雪がない春のような日に。
二回目は、猛吹雪になってしまった。雪の中での作業でした。
そして、三回目は、雨。
まあ、何とも、自然豊かなことでしょう!!!!


それでも、三回目でやっと、作って滑ることができました。

ほんの短いスロープですが、ようやく目標が達成です。

参加していただいた皆さんありがとうございました。

講師として、いろいろと昔遊びの話を交えて、指導したいただいた

先輩に方々に感謝いたします。


来年は、もっと「作って・遊べる」ように

進行を工夫しようと思います。


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2009年2月19日

中日新聞(福井版)に竹スキーの事が掲載!

竹スキーの告知記事が、なんと、私の写真入りで、
載っかりました。
中日新聞のWebサイトでも、載っています。

竹スキー板作ろう おおい町で22日に教室


興味ある人は、ここをのぞいてみてください。
2月中まで、載っているようです。



2009年2月17日

福井放送のラジオに電話出演。

今月は、立て続けに、ラジオに出ました。
出るって言っても、
電話インタビューで3分ほどの出演です。

一回目は、9日の昼前、里山の事業と、
竹スキーのイベントのお知らせです。

二回目は、17日のこれも、昼前です。
こっちは、全国植樹祭関連のコーナーで、里山の事がメイン。
17日は、ちゃんと原稿もあって、それを読むという感じです。
ちょっと長いですが、参考までに、次に掲載しておきます。


続きを読む "福井放送のラジオに電話出演。" »

2009年1月24日

雪かき

ここ2・3日の好天で、随分と雪も溶けてきた。
今日がチャンスと、老左近の民家までの雪かきをする。

道路から、民家の玄関まで、約15メートル。
積雪は、平均30センチくらい。

幅約1メートルの道をつける。
これでも、約1時間半の重労働です。

見ているだけならいいけど、生活するには、
雪は、ほんと大変です。

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2009年1月 7日

福井新聞の取材を受ける。

老左近の里山事業で
福井新聞の取材がありました。

今での経過と、
カヤ屋根の修復が完成した民家の案内と
これからの事業の展望を話しました。

このような取材は、大歓迎です。
宣伝にもなりますし、
私たち自身の励みにもなります。

プレッシャーをうまく利用するのも、
方法です。
特に、ナマケモノの私には、いい刺激となります。

どんな記事になるのか楽しみです。

(写真を撮る記者さん)
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2008年11月 3日

ついに、カヤ屋根が完成!!

事業を思いついて、約2カ年。
2008年11月3日に、棟上げ式を行うことができました。


いろんな方々の支援をいただき、
ようやく、カヤ屋根の復旧ができました。

棟上げ式には、大勢の方々の参加をいただき、
感激です。

ようやく、老左近の里山事業の一歩が
踏み始められました。

「老左近倶楽部」の正式な設立は、
3月21日の予定です。
これから、地域の人々に愛されるよう
様々な事業を展開していきます。

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2008年8月 9日

アイガモ農法

近くでアイガモで稲作をしておられる方が
おいでだと、聞いて、早速出かけました。


突然、訪問したので、家の人がお出ででない。
どうしようと思っていたら、
ひょいッと、帰ってこられた。


訪問の用件をお話しすると、
こころよく、裏の田んぼに案内していただいた。


「いま、餌やったばかりやから、来るかなあ」
と、おっしゃって、いきなり
「ほーい。ほーい。こいこいこい」と
声をかける。


と、40センチほど成長した稲がざわざわ動いて、
でてくるでてくる。
ワイワイと集まる。
なんて愛嬌があるんだ。
つい、声を出して笑ってしまう。

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こりゃーいい!!!!
絶対に、アイガモだ!!!!


Nさんは、このアイガモ農法を14年前から
試みておられるとの事。


このアイガモたちは、稲作用に品種か利用されている
との事。家畜である。


「まだ、一度も満足な成果は、でてませんよ。
 まあ、私は、趣味みたいなもんですから。」


苦労も多い。


小さなときは、カラスに食われ、
大きくなるとイタチやキツネに、狙われる。
一晩で、30羽も食われたときがある。


田んぼの周りは、電気柵が張り巡らされている。


でも、全く肥料も農薬も使っていない。
アイガモたちが、稲を育て守る。


成長したアイガモたちは、食用のなる。


Nさんには、アイガモたちへの感謝が
言葉の端々に伺えた。


2008年8月 8日

かやぶき民家の工事が始まる。

かやぶき民家の
床下は、ボロボロだった。

床下をはがす.jpg

湿気とシロアリで、床下の支えと
床下は、全て張り替える事になった。


やや、東側にも傾いている。


ジャッキで挙げて、調整する。


東側の屋根には、足組がされた。


足場が組まれる.jpg

プロが動き始めた。
凄い。迫力がある。


工事現場を見て、内心ドキドキする。
始まったんだ。
夢が、現実に動き出した。


怖さがある。不安がのしかかる。
胃が痛む。


それでも、現場を見て、改めて実感する。


絶対に、この事業は、成功する。
させてやる!!!!!!


変わっていい事もある。
変わってはいけない事もある。


伝えてゆく事は、たくさんある。
忘れてはいけない事も、たくさんある。


聞いておくべき事も山ほどある。


時間は、嫌なほど当たり前に、几帳面に
真面目に、淡々と過ぎてゆく。


その中で、あたふたと、もがいている。


才能もなく、努力家でもない、
頭が悪い。要領が悪い。資格もない。
学識もない。経験もない。理論もない。


ただ、夢ばかり見て、周りに迷惑ばかり掛けている。


口だけは、達者なようだ。
言う事と、実行がともなわない。


まあ、なんて、凡庸な奴。いや、それ以下。


恥もかく、疲れもする。
弱虫で、劣等感の固まりみたいな小心者。
サボってばかりで、それでいて、
イライラしている。


もちろん、愚痴も言う、いい訳もする。
嘘もつく。ひがみ屋で、卑屈な奴。


そんな奴でも、夢は、見れる。
夢だけは、失わない。


夢が叶うなら、馬鹿でも、能無しでも、
いい。

2008年8月 1日

老左近里山プロジェクト いよいよ!!

 今年度に入って、4ヶ月。
ようやく、来週から、かやぶき民家の改修工事が始まります。

 いよいよ、プロジェクトが机上から
現実へと、動き始めました。

2008年4月28日

茅葺きの所有者さんと打ち合わせ。

 里山復興計画は、ゆっくりと動き出しています。
基本構想は、ほぼ完成し、現在その広報のための
パンフレットを製作中です。


 19年度の事業は、それで、全て終了となります。

 20年度の事業が、既に始まりました。
今年度の、メイン事業は、なんと言っても、
茅葺きの屋根の修復です。


 その予算も、おおい町から、669万円の補助金を
いただける事になりました。このお金で、茅葺きの三面が
修復できます。(一面は、修復する必要がほとんどない)


 26日は、茅葺きの家の所有者んも着ていただき、
工務店の人、茅葺き職人さんとも、
直接、修復の打ち合わせが出来ました。


老左近で.jpg


 早ければ、6月中には、修復にかかれるとのこと、
ワクワクします。


老左近茅葺き.jpg


 屋根裏にも、上がって、みました。
想像したよりも、きれいで、雨漏りもありません。
茅葺きの屋根は、正に神秘の空間でした。
まったく、外見からは、想像できない雰囲気を
持っています。


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 私たちのしようとしていることが、決して、
無駄では、ないというおもいが、湧いてきました。

 

2008年4月 5日

ビックリの次年度予算。

 大飯町から依頼されているカタチになっている
老左近集落の復興計画(正式には、
「都市農村交流モデル集落育成事業」)
の20年度の予算審議が終わった。

 
 担当のOさんとK主任との会談で、
茅葺きの屋根を修復するのに、
約660万円と老左近里山倶楽部の準備費50万円
で710万円は、かかるようです。
と、お話しする。

 
 「厳しいねえ。」との返事。
 「まあ、そうでうすよね。でも、もし、
仮に、予算これよりも、ずっと、低くって、
さらに、全く出なかっても、
私たちは、老左近里山プロジェクトを進める
つもりです。」
 と、偉そうな事を言う。


 「そういう覚悟なんですか。」
 「そうです。」


 まあ、言ってなんぼのつもり。


 ところが、以外にも、町長査定にこの案が
通ってしまった。

 どういう事!!!???
 主任も、難しいと言っていたのに。


 町議会の承諾がないと、無理ですから。
との返答。


 で、町議会が終わっても、何の返事もない。

 Oさんに、「どうなった?」
 「なんにも、言ってこないってことは、
そのまま通ったんじゃないですか。」
と、軽い返事。


 

2008年3月21日

丹後村おこし開発チームと交流会

 19・20日と、一泊で、
以前、宮津市の世屋に視察に言った時に、
知り合った「丹後村おこし開発チーム」学生さんたちが
名田庄に遊びにきてくれた。

 
 老左近集落や、里山プロジェクトの説明を聞いてもらい
感想や、意見を言ってもらう。


 さすがに、鋭い質問を受ける。実際に行動している
若者は、凄い。感心させられる。

 夜は、もちろん、大いに盛り上がる。

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 若い子たちと、ワイワイやると、
オッチャンも少しは、若返ったような気がする。


 山村に、もっともっと学生が着てほしい。
そして、いろんな事を感じて、考えてほしい。
ますます、そう痛感した。

2008年3月10日

里山講座も最終回

 第四回の「里山講座」が開催される。

 
 春・夏・秋と3回開催された「里山講座」も
今回で最終回。

 
 今回は、森んこが作った「老左近里山復興計画」の
発表と報告をおこない、それを森林総合研究所の
奥先生が、コメントするというカタチをとりました。

 
 いつも、暢気に、奥先生の講習を聞いているだけ
だったけど、今回は、そうはいきません。チェンソーアートの
講習会から帰ってきて、すぐに、今まで考えてきて
復興計画を、初めて聞く人にも、うまく伝えられるように
まとめなくては、なりません。

 
 おなじみのパワーポイントというソフトを使って、
ああでもない、こうでもない。

 
 なんだかんだと、まるまる3日もかかってしまった。
さあ、これでいいと、講座の当日になって、
奥さんに聞いてもらう前に、わたしのオクさんに、
まずは、披露。
 
 
 彼女の感想は、「なんかよう分からん。」
「えっ!!! これ分からん。」と私は、絶句。
「何処が分からん。」
「うん、なんていったらようわからんけど。
モヤモヤしていて、はっきりせんなあ。」

 
 そうかなあ。確かに、初めての人は、
分かりにくいかも。こりゃ大変。
大急ぎで、修正。

 
 再度、拝聴してもらう。

「うん、これなら、分かる。」
ほっと、一安心。


 
 講座は、上々でした。
先生の好評も良く。参加していただいた地元の
人々からも、
「あんたらの、熱意は、よう分かった。」
「ええ、計画やと思う。」
「がんばってやりや」
の声をいただく。

 
 一つ、山を越えた。でも、
ようやく始まっただけ。
今度は、どんどんと、外へ出て行く。
具体的にな作業・行動が始まる。


 具体的な「復興計画」は、
森林楽校・森んこのホームページで発表します。
4月には、公表する予定です。
 

2008年2月24日

竹スキーを作る

 2月23日(土)森林楽校・森んこ主催で、
里山遊木民プロジェクトの一環として「竹スキーを作ろう」
を開催する。去年に引き続いて2回目の開催となる。

 あいにくに天候(吹雪いていたなあ)にも
関わらず、子ども16名・大人6名に参加をいただいた。

 指導していただくのは、地元のお年寄り3名(といっても、
スーパー元気なお爺さんたち)

 作業が始まると、その先生たちから
 「ああ、こっちはこうして。竹はこう割って。」
 「道具は大切に扱いや」
 「そこは、こうでこうや」
 「火で、こうして曲げるんや」
 「そちら(地元の言葉であなた)こんなことも知らんのんか」
 「ここを、ナタで削ると、よう滑るんや」
などなど、細かい指示や言葉が飛びかう。

竹スキー - 08.jpg

竹スキー - 11.jpg

 
 子どもも大人も、真剣。
雪が軒の下まで、吹き込んでくる中、約2時間後には、
それぞれの、「竹スキー」が完成していく。

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 なんとか、怪我もなく無事に作業は終了。
用意した温かな「ぜんざい」で、完成を祝う。

竹スキー - 46.jpg


 最後に、講師の先生から

「昔は、皆んこうして遊んだもんです。
なんでも、自分たちで作って遊びました。
自分で作ると色んことも、ナタの使い方、のこぎりの使い方
木や竹のことも、山のことも知るようになったもんや。
今は、なんでも、お金で買うてしまう。おもちゃもそうや。
今は、こんことせんでも、ええかもしれんが。
こんなことも知って、経験しておくのもええことやと思う。
なかなか、用意も大変やけどなあ。
まあ、なんかの機会があったら、また、こんなことしましょ。」

 いいお言葉をいただき、ピシリとしまりました。

 主催者の段取りの悪さにも、関わらず、いろんな人の
協力で、いいひとときが過ごせました。

 協力いただいたたくさんの皆さんに
助成をいただいた「子どもゆめ基金」に
参加していただいた皆さんに
感謝します。おおきに。 

2008年1月31日

「里山フォーラム2008」に参加

 1月29日〜30日 滋賀県立近江富士花緑公園の
で開催された「里山フォーラム2008」
に参加してきました。

 
 メイン会場は、里の家(復元された茅葺きの家)

里山フォーラム2008.jpg

 
 48名の参加(スタッフ9名を含めて)

 
 この実行委員会の里山フォーラムは、今年で、
4回目とのこと。私は、初めての参加です。

 
 この会場での開催は、2回目との事。
京都・滋賀・大阪・岡山・岐阜・奈良・三重・福井
各県からの参加がありました。

 
 京都・滋賀・大阪からの参加がおおかったようです。
 福井からの参加は、私一人です。と言っても、京都からは、
宮津からの参加もありましたから、若狭地方からの参加と
言ってもいいかもしれません。嶺北からの参加はありませんでした。

 
 京都美山からの参加者が多く、しかも、
前から、気になっていた人たちの参加がおおく、
直に、話ができた事は、今回の大きな収穫です。

 
 人脈づくりには、このような集まりへの参加の
意義は大きい。

  
 このフォーラムの狙いは、里山というキーワードで
いろんな立場(活動者・行政・NPO団体・企業・公園管理者など)
の人たちが、集まり、ワイワイ語り合う事にあります。

 
 いい刺激や勉強になりました。

 
 福井から離れてこのような集まりや研修への
参加も、これから、どんどんやっていきたい。

 
 やっぱり、人と会うのが一番いい。

 
 フォーラムのスタッフの皆さん。
そして、いろいろな事を教えていただいた参加者の
皆さん。いい勉強ができました。おおきに。

 
 また、何処かでお会いできる事を楽しみにしています。


2008年1月21日

子ども農山漁村交流プロジェクトってご存知?

 5年後の2013年には、全ての小学校での
授業の一環として、一週間の長期滞在型の
体験活動をおこうというプロジェクトです。

 
 小学5年生が、一度は、一週間農山漁村に泊まって、
いろんな体験をするっと言うプロジェクトです。


 しかも、総務省・文部科学省・農林水産省の
3省の連携事業です。

 凄い規模の計画ですよ。画期的とも言える計画です。

 えっ。ホンマに!!!って、
感じの大型プロジェクトなんですね。


 詳しくは「子ども農山漁村交流プロジェクト」で検索
されると、詳しい資料が手に入ります。

 


 でも、一般には、ほとんど知られていません。
学校関係者や、市町村単位の教育委員会ですら知らされていない
プロジェクトなんです。
 
 県のほうに問い合わせると、応答は、してもらえるんですが、
なんとも、雲をつかむようなニュアンスの返答しか帰ってこないんです。


 さらに、来年度から、モデル的に40カ所の地区を選定して、
事業を開始するらしいです。


 自然体験・交流事業を目指す森林楽校・森んことしては、
捨てておけない、重要事項です。

 
 動かないわけにはいかない。


 

 


 


 

 

2008年1月 8日

里山復興計画

 年末に、京都美山町の茅葺き職人のN(屋根晴)さんと、
知り合い、お話をすることできた。

 Nさんの見立てでは、老左近の茅葺きの屋根は、
この冬はまだ大丈夫との事であった。
 但し、油断はできない状態だと言う。


 Nさんに、屋根の応急処置をしていただけた。
助かる。気になっていた屋根だけに、ほっとする。
専門家に診ていただき、不安がいっぺんに軽くなった。

 本当にありがたい。

 Nさんは、まだ若い。30代である。茅葺き屋根に
惚れ込んで、Iターンして、美山の職人さんに、
弟子入りしたそうだ。

 その後、外国(イギリス)にも、留学して、茅葺き屋根の
勉強をしているという、熱心な方である。

 今は、独立され、会社を立ち上げ、全国の茅葺き屋根の
修復をしておられる。

 いい人と出会えた。

 Nさんのホームページです。論文も掲載されていて、
Nさんの茅葺き屋根に注がれる、情熱を感じる事ができます。

 屋根晴(http://yaneharu.hp.infoseek.co.jp/)


屋根応急処置1とたん.jpg

屋根応急処置支え.jpg

 Nさんに応急処置してもらった。
痛んだ部分にトタンを差し込み、
沈み込んだ角に、支えをする。

 

2008年1月 6日

カヤを刈る

 年が明けても、幸いに雪が降らない。

 去年、刈り損ねたカヤを刈る。
一人で、コツコツと刈る。
カヤは、見事に乾燥していて、刈りやすい。

茅を刈る.jpg


 刈って、そのまま納屋にしまう。
 
 雪が降るまで、そんなに刈れないと思うけど、
できる限り刈ってみる事にする。

 カヤ刈は、やりだすと、けっこう面白い。
何が面白いのかはよくわからないけど、
何となく、心地よい。
不思議だ。

 もともと、このような単調な仕事が好きなのかも、
しれない。

 それにしても、いつ頃、誰が、
ススキなどで屋根葺きを始めたんだろうか。

 世界の屋根の材料を調べてみるのも面白そうだ。

 

2007年12月12日

里山復興計画は、すこしずつ現実味が出てきました。

 春から、始めた、「里山復興計画」の素案が出来てきました。

 ワクワクしてきます。

 茅葺き民家の屋根の修復や休耕田の復旧のための、
概算も出来てきました。

 軽く一千万を超えてしまう。

 もちろん、そんなカネはありません。
町もそんなには、補助出来ないでしょう。

 
 ますます面白くなってきました。

 さあ、どうする。


 まずは、誰もが、本当に食べたくなるようなほど
おいしそうな「餅の絵」を描いてしまう事です。

 
 夢を描く事です。より具体的な夢を描く事です。
目の当たりに見えるような夢を描く事が出来たら、
もうその時から、その夢は、現実になっていきます。

 

 

 

2007年8月31日

里山復興計画 その2

 里山復興計画は、実に地道に進んでいます。

5月からの動きを、ここで、ごく簡単に報告します。

 里山復興のきっかけ。

1. 森んこで活動できる独自のフィールドを探していた。

2. 見つけた「O集落」が無住になっていて、たまたま休耕
 田の整備要望がその地区の人から出ていた(後日知った)

 

 おおい町へのアプローチ

1. O集落の里山整備計画を要望(5ヶ年計画)

2. 森んこが「都市農村交流モデル集落育成事業」推進団体とし
 て登録される。グリーンツーリズム事業とのからみ

3. 19年度は、その事業推進のための企画書の提出を求められる。

4. そのための補助金が下りる。

 

 進行状況と今後の計画

1. N地区の承諾を得る(春の地区総会で挨拶・説明)

2. 関連事業として「里山講座」を開講(年4回)
 <おおい町生涯学習推進委員会と連帯>

3. O集落に長く住んでいおられた、Hおばあちゃんとの出会い。
 (おばあちゃんは、今は、千葉県で息子さん家族と一緒にくらして
  おられます。年に2回ほどO集落に戻ってこらています。)
   O集落や昔の村の生活など、様々なお話を伺える。
  
  復興計画に、お年寄りの話や情報が重要である事を痛感する。
 

4. 茅葺きの家を管理されているKさんの案内で、
 茅葺きの家の中を拝見する。

5. 地権者のTさんとお会いでき、茅葺きの家と休耕田の利用を
 認めてもらう。

6. 茅葺の家の見取り図や修復計画への費用作成中

7. 休耕田の復興をどうするかの話し合い中

8. 京都丹波での里山復興活動中のグループと交流・視察予定

9. 集落周辺の草刈や清掃活動(9月中)

10. 休耕田のカヤ刈を11月に計画、準備中

11. 11月中までに、地区への経過と今後の概略説明会予定

12. 茅葺の家の屋根の応急処置(痛みがひどいので、雪に備えて)

13. 12月中に、企画書を町に提出予定。


 おおまか以上の経過と計画で進めていく予定です。

 これまでの動きで、一番の大きなきっかけとなったのは、
復興計画の対象としている民家の隣に住んでおられた
Hおばあちゃんとの出会いです。Hあばちゃんからのお話が
無かったらまっく、話が先に進まなかったかとも思われます。

 人です。人が肝要です。

 Tさんとお会いできたのも、大きな自信になりました。
それまで、宙に浮いたような行動でしたが、Tさんと話ができて、
ぐっと、現実的な望みができてきました。

 具体的な行動計画も立てられるようになりました。

 思えば、全くの偶然の連続です。
運が良いとしか言いようがありません。

 不思議なものを感じながら、計画を進めています。


 

2007年7月27日

「Star★Dome」って、ご存知ですか。

 地区の子ども会の、キャンプで、
竹を使って、なにか、大きな造形ができないかなあ
って、相談していました。

 
 そのとき出た、アイディアに竹で人も入れる
テントをつくっては、どうだろう。というのが
ありました。

 
 以前、森んこのキャンプで、竹の家を
作った事があります。もう少し、本格的に。
っとの思いがありました。

 
 後日、インターネットの「竹のテント」と検索を
始めました。そこで、見つけたのが、
「スター・ドーム」http://www.stardome.jp/
です。

 
 これは、面白い。すぐに行動。

 初めに、10分の1の模型を制作。

stardome.jpg

 完成度は、まだまだですが、初めて作ったとしては、
上出来です。というよりも、初めてでも、作れるんです。

 
 ホームページにも、書いてありましたが、
「しなやかな未来」という表現が、
作ってみて、すごくよくわかりました。
やっぱり、何事も、実際に経験しないと、
分からないものです。言葉だけでは、伝えられないものが
多くある。

 
 さて、次は、実際に人が入れる、大物に
挑戦です。
(ネットで公開されているサイズ。
18メートルサークルの大きさです。)
 既に、「竹割り器」は購入済みです。

 
 森んこの「遊び」が一つ増えました。

 
 北九州市立大学 竹川大介先生をはじめ
「野研」の皆さん、ありがとうございます。

 
 これを機会に、いろいろとお世話になるかもしれません。
その時は、よろしくお願いします。

2007年7月22日

第2回里山講座を開催

 2回目です。1回目と同じく
森林総合研究所の奥敬一先生を講師に
講義をしていただきました。

 
 2回目は「里山の自然と保全」をテーマに
お話いただきました。

 
 印象に残ったのは、
京都の里山の話。
実は、里山は、山村や地方だけでは
無いんです。

 
 町やさらには、都市にも里山は、
存在しているんです。

 
 人が生活の一部として関わり
働きかけていく事によって成立するのが
里山ならば、もちろん、町に隣接するヤマも
里山になるんです。


ライブラリ - 2685.jpg

 
 

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2007年6月 1日

里山の文化ーあいまいさー

 里山の特有の文化があるかどうか。
私は、あると確信している。
どんなものかは、全く分からない。

 でも、「里山講座」で、奥先生も
言っておられたように、
「あいまいさ」「多様性」が里山を考える時に
大切なキーワードになる事は、間違いないようだ。


 「あいまいさ」の文化、なんて、あるんだろうか。


 ハッキリとしないもの、はっきりできないものまで、
ハッキリとさせてしまおうとするのが、
近代的な考え方なのかもしれない。

 
 ハッキリと線を引かない方が
うまくいくときもあるように思う。
ハッキリと線を引いたがために
うまくいかない事もあるように思う。


 里山のもつ、多様性とあいまいさが
何とも心地よく魅力を感じる。

2007年5月27日

里山講座で、勉強になったこと。

 里山には、草地が必ずあったそうです。
「林野」と言う言葉があるように、
林と野は、一セットになっていたとの事です。
なるほどね。林野というのは、あくまで、
「林」と「野」の二つの意味だとばかり思っていた。
深い意味を考えもしていなかった。
 

 林野で一セットとは、思いもつかなかった。
かつての里山では、草地が重要であったようです。
畑や水田の肥料をまかなったり、牛や家畜のえさ場や
茅ぶきの屋根などにいる「茅場」になっていたり・・・。

 
 奥先生に、いまも、そのような草地をのこしている
里山の風景を見るところがありますかと
尋ねてみたが、先生も、さすがにその風景をみたことがない
との事でした。

 
 私たちは、想像する以上に、「里山」を、
忘れてしまっているようです。

2007年5月26日

第1回「里山講座」開催

 好い講演でした。
奥先生の講演は、冴えていました。
とても、分かりやすく、馴染みやすいものでした。
 

 私自身、考えていた事や、感じていた事が随分と、
ハッキリとしたような気がしました。
 新しい発見もありました。
講座を企画して、ほんとに良かったと思いました。
すこし、自信も出来ました。


 参加者は、15名。
かやぶきの民家を会場にしました。


 参加した頂いた方からも、活発な意見が出て、
とても、好い講座が出来たと思います。


 2回目以降の講座が楽しみです。


satoyama-kouza1.JPG


2007年5月20日

第2回 森んこキャンプをします。

 我が、森林楽校・森んこが、 
6月16.17日に一泊でキャンプを主催します。

 
 第2回目です。

 
 今年も、子どもゆめ基金の助成を受ける事が出来ました。
ありがたい事です。

 
 さあ、問題は、いつも、参加者の募集です。


 常勤者をもたない、森んこは、いつもながら、
参加者の募集は、苦手な分野です。

 
 新聞などのマスメディアに広告すれば、
10組の親子くらい、集まるよ。と良く言われるんですが、
あまり、広く募集をする自信というか、体制というか
そういうものが整っていないように思うのです。

 
 去年も問い合わせがあって、(問い合わせは、
私の自宅の電話番号になっている)子どもが、
電話の応答にでると、それとなく断られた事が
数度ありました。たしかに、NPO法人とあって、
対応に子どもがでたら、ちょっと、ここ大丈夫
なんて、思うでしょうね。まったく知らない人だと。

 
 で、なるべく、口コミ的な募集をしようとするんですね。
そうすると、一気に、範囲が狭くなってしまう。

 
 しかも、森んこは、「親子」にこだわっています。
出来るだけ、親子での参加を前提にしています。
もちろん、是非、子どもだけでも参加させてほしいという
要望には、お応えしています。
 でも、やっぱり、私としては「親子」にこだわりたい。
それで、いっそう、参加者が少ないようです。

 
 まあ、仕方ないと思っています。

 
 「募集」は、いつも、その辺りを考えさせられます。

 
 なんて、事、考えても、やっぱり、最低6組は、
参加してほしい。

 
 現在、参加者は、2組です。さあ、これから、
あと、最低4組は、来て頂きたいものです。

2007年5月 6日

第1回「里山講座」を開講

 第1回「里山講座」を開講します。
この講座は、年間4回の開催予定です。

 第1回は、5月26日(土)
午後4時30分から6時までです。
 場所は、おおい町納田終「流星館」です。
 講師に、森林総合研究所の奥敬一先生をお呼びしてます。
 今回のテーマは、「里山って何?」と題して、
 里山の基本をおなししていただく予定です。
 聴講費は、無料です。
 おおい町生涯学習推進委員会と森林楽校・森んこの主催となります。

 お問い合わせ、申し込みは、
 NPO法人森林楽校・森んこまで、
ご連絡ください。

2007年4月15日

里山復興計画 第一歩

 いよいよ、里山復興計画が動き出しました。
町に申請していた補助金がようやく下りることにほぼ決定しました。

 それを期に、復興する集落がある地区に挨拶に行きました。
ちょうど、その区(N区)の総会があると聞いたので、総会が
終わってから、ちょっと時間をいただいて、
区民の皆さんに、挨拶と事業の概要を説明しました。

 久しぶりに人前で話すのに緊張しました。

 まだ、具体的な構想をお話しする段階でもないし、
地権者さんとも、なんの相談もしていない段階なので、
なんとも、漠然とした説明しかできませんでした。

 おそらく、聞いている人たちは、こいつ何を言いにきたんだって、
感じをもたれた人もいると思います。

 しかし、ありがたい言葉をかけていただいた人もいて、
うれしくもありました。

 挨拶の後、車での帰路、
ああ事業が動き出したという実感がひしひしと感じました。
と同時に、ものすごい責任を感じました。
押しつぶされそうな思いが、胸の辺りを締め付けます。
もう後には、ひけない。やるしかない。
やるからには、絶対に成功させる。

 これから本当の、
「NPO法人 森林楽校・森んこ」が動き出したような気がしました。

2007年2月 9日

水田と里山復興の要望書が採用される。

 12月に申請していた
「水田と里山復興」の要望書が採用となり、
約90万円という補助金がおりる事になりました。
 
 来年度より、いよいよ本格的に、調査を開始できます。
わくわくします。
 
 いろんな事を、勉強しないと行けません。
そして、きっと、この一年、いろんな勉強ができる事でしょう。
多くの人と会い、話し合う事でしょう。
いろんな発見をすることでしょう。
 

 この一年、じっくりと調査して、魅力ある企画を作り、
里山遊木民プロジェクトを絵に書いた餅から、本当に
食べられる餅に作り上げていきます。

 その様子も、なるべく生の声で伝えていきたいと思います。
 
 

satoyama1.JPG

 

2007年1月11日

年間事業計画

 森んこの年度閉めは、12月なんですが、
事業計画は、4月始まりの一般と同じ年度に
あわしています。

 今、予算と同時に、事業計画もようやく
具体的になってきました。

 事業計画を立てるのは、楽しいですね。
今年は、どんな事に挑戦しようかと、
わくわくしながら、夢をふくらませます。

 思いっきり、膨らました夢を
徐々に現実にあわせていく作業をする。
ここが、なかなか厳しい作業になります。

 でも、これをしっかりとやっておかないと、
うまく行かない。全く夢が現実にならない事になる。

 「山村起業」というような、大それた事は、
まだまだですが、ほんの少しずつ、
前進している実感は、でてきました。
 

2006年12月 2日

水田と里山復興の要望書を書く。

 区長さんとの面会のあと、何度か
役場担当のO君と相談をした。結果。
 
 来年度は、水田と里山復興のための調査を
行う事にした。その方が予算が取りやすいし、
考える時間もできる。地域の人たちとも、
しっかりと話し合える。

 で、その旨の要望書を町に提出する事になった。
O君は、熱心にやってくれる。ありがたい。

 とりあえず、案としての要望書を書く。
まだ、正式には、提出していないが、
森林楽校・森んこの名前で、町に提出する
初めての、要望書である。

 さあ、この要望書がどんなことになるのか、
お楽しみである。

2006年11月20日

区長さんと会う。その後

 区長さんとの会談は、
とても、友好的で、なおかつ
前向きなものでした。

 区長さんも、私たちの事業に
賛同していただき、地区としても、
ありがたい事だと言っていただけました。

 うれしい限りです。
と同時に、ずしりと重い責任を感じました。
もう後戻りは、できません。

 いろんな事が待ち受けているでしょうが。
「楽力」を尽くせ。です!!!

2006年11月19日

区長さんと会う

 今日の午後から
N地区の区長さんとお会いする。
O集落を里山として利用してもいいかどうかの
話し合いである。

 役場のO君と同行する。
どんな展開になるか、
全く予想ができない。

 話がうまくいけば、
「里山遊木民プロジェクト」が大きく前進する。

お知らせ

森林楽校・森んこのホームページが りニューアルしました。

profile

まいど「森林楽校・森んこ」です。 平成9年、大阪から名田庄村にIターンして、森林組合に就職。
「NPO法人 森林楽校・森んこ」の代表です。

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里山講座も最終回
区長さんと会う。その後(まいど「森林楽校・森んこ」です。)
区長さんと会う