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そまびとたちの奮闘記

NPO法人信州そまびとクラブ。
山仕事をしながら、
林業のこれからの姿を提起します。

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軽トラ

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田舎暮らしを百倍ぐらい快適にする道具の一つに軽トラックがあります。この大切なお道具を、私は村に暮して13年目になる今まで所有したことがありませんでした。2000ccのワゴン車を持っていたので、たいていのものはそれで運べば良いと考えていたからなのですが、軽トラに乗るようになった今、それがいかに愚かであったかがわかりました。


 今回の起業にあたり、まず探した道具が軽トラでした。経済的に新車を買う力が無かったこともありますが、まだ十分に乗ることのできる中古というものがあるのなら、それを使えなくなるまで使うことが社会貢献(お金が無いことの言い訳に聞こえますが)であると考え、村の中枢である修理工場に予算を話し、写真のサンバーにめぐり合うことができたのです。
 数十キロ下れば中古車店がいくつもあって、軽トラもたくさん並んでいるのですが、村中で買うというところがミソだと思っています。今後、いろいろな点でアフターサービスを受けやすいことに加えて、できるだけモノは村の中で買うことが村の経済のためにも良いことだからです。


 燃費は14~5km/L。どんな狭い場所でもスイスイ入って行く機動性と、350kgの積載要領。軽トラは日本の自動車業界の偉大な発明品です。走行28000km 平成11年製で車検3ヶ月つきの4WD。さて乗り出し価格はいくらだと思いますか?

コメント

Posted by: 香山   [ 2007年7月 3日 10:42 ]

うちも「軽トラ軍団」です。
長野県は林道が狭いので軽トラでないと現場にたどり着けないこともしばしばですからね。

私も昔はダットサンのダブルキャブに乗っていたのですが、6年前に乗り換えました。実用性では軽トラにはかないません。今の軽トラは高速でも「法定速度」で普通に走れるし、
スタックしても二人いれば持ち上がるというのも魅力?のひとつです。

乗り出し価格ですか、実物を見てないのでわかりませんが、走行距離から考えて、50万円以下なら安いと言っておきましょう。
サンバーは20万kmは走りますから。

Posted by:   [ 2007年7月 3日 12:55 ]

いつきです。こんにちわ。
遅ればせながら、御起業おめでとうございます。
“軽トラは日本の自動車業界の偉大な発明品です。”
私もまさにそうだと思います!
サンバーは確か最後部にエンジンを載せているのではないでしょうか?
冬の凍結路面も後輪に適度に荷重がかかるので、スリップ対策に重りを積まなくても割と平気だと聞いた事が有ります。
働き者で力持ち、狭い所もスーイスイしかも維持費は割安。山村には欠かせない存在ですね。(私も欲しいなぁ)
先日大沢財産区の下草刈りのお手伝いに行った時も「白い働き者」が大集結していてちょっと驚きました。。。
アレだけの「似た車」が大挙して一箇所に集まるなんて一般的にはめったにありませんものねぇ。

私の知り合いで自分の軽トラ君を「ポルシェ」と呼んでいる人が居ますが(働き者という点ではその価値はポルシェ以上だと思います)、かなめさんの愛車には愛称が有りますか?

Posted by: かなめ   [ 2007年7月 4日 06:07 ]

香山さん、「50万円以下なら安い」ですか。では、けっこう買い得だったようです。


 私も目標は20万kmです。数社から出ている軽トラ。エンジン配置など構造が微妙に異なり、用途ごとにそれぞれ得手、不得手があるでしょうから、そんな利用者による雑談的な情報があるとおもしろそうですね。


 私はこの商売では、サンバーに不満を感じていません。

Posted by: かなめ   [ 2007年7月 4日 06:15 ]

樹さん、祝福の言葉をありがとうございます。

 一日の草刈作業には、残念ながら顔を出すことができませんでした。私も川上で草まみれになっていまし。


 リンクをはっていただいた樹さんのブログに、みごとな軽トラ集合の様子が載っていますね。ホント、大沢に行くと軽トラの大展覧会のようでおもしろいです。きっと、オーナーそれぞれにその車種を選んだ理由を聞くと、おもしろい話があるかもしれませんね。


 私は今のサンバーはポルシェなど足元にも及ばない技術の賜物だと思っているのです。なんてったて、あの「中島飛行機」の血が流れているのですよ。樹さんも、木とともにある田舎暮らしをしているのであれば、ダマされたと思って一台どうぞ。やみつきになります。

Posted by: yuni   [ 2007年7月 4日 14:30 ]

中島飛行機の血ということなら、
林業機械メーカー「イワフジ」も>岩手富士産業>中島飛行機黒沢尻工場という血統ですが、サンバーに並ぶようなマシンはつくれてないと思います。
(こういう記事だけハンドル名)

ちなみに私の愛車はスーパーチャージャー仕様、重積載登坂のためと称してますが、高速で楽しめる車です。


Posted by: かなめ   [ 2007年7月 5日 05:29 ]

 「中島飛行機→イワフジ」とは、yuniさん、もしかして林業関係者ですか?(…しらじらしい)

 サンバーほどの普及率ではないにしても、私が森組時代にずっとお世話になっていたトラクター(T30)とブル(CT35、75)は頑丈で、使い勝手の良い名マシンのように思います。雨ざらし、雪ざらし。氷点下20度を越す山中で、いつもエンジンは一発始動。かなりヘタクソな乗り方をしても、ぶっ壊れませんでした。おぉ、懐かしや。

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そまびとたちの奮闘記 「そまびと」とは「きこり」のこと。現代のそまびと=技能職員たちが起業し、模索しはじめました。

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