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そまびとたちの奮闘記

NPO法人信州そまびとクラブ。
山仕事をしながら、
林業のこれからの姿を提起します。

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電気柵の効果は?

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山仕事の成果というのは、とかく見えにくいものです。

 一日の間伐や草刈作業が終わり山を降りるとき、ふり返ってみるとその日の「仕事をした量」は目で見てわかるのですが、はたしてその作業をしたことが、保育する木の成長にどれほど貢献するのかということは、数年経たないとわかりません。


 それに比べると、この電気柵の手入れといのは一目瞭然。作業前と後で、柵への電流の流れ具合が表示の違いでわかるのです。高圧電流は一秒間隔ぐらいのパルス状に発射され、それに伴って画像のようにインジケータのLEDが赤から緑までピョンピョン伸びたり縮んだりします。上の画像は作業前。LEDは赤いところで止まっていますが、地絡している柵を修理し、柵に触れている草をすべて取り除くと下の画像のようになります。


 「自分の流した汗がそのまま鹿防除に役立っているのだ」と実感する電源ONの瞬間。一日の疲れが吹っ飛びます。

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動物よけの電気柵の電源部分。私の村ではACとDCの二種類を使っていて、これはACタイプです。柵線モニターの部分が緑まで表示されているのがわかるでしょうか。

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そまびとたちの奮闘記 「そまびと」とは「きこり」のこと。現代のそまびと=技能職員たちが起業し、模索しはじめました。

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