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森の時間でスロー起業

NPO法人 森の生活の代表ブログ。森にこだわったツーリズム、セラピー、etc…

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やさしい時間の過ごし方

士別市の平成19年度第2回公民館セミナー/道民カレッジ連携講座(テーマ「環境」その2)の講師としてお招きいただきました。


この講座は一般市民の有志「公民館セミナースタッフ」の手により運営されていて、そのスタッフをされている方と知り合いで、今回の話に発展しました。


事前の打合せ、蜜ろうキャンドルづくりの練習と2度も下川に足を運んでくださり、迎えた当日。


071209ポスター.jpeg


↑会場入りするとこんな素敵なポスターが!


タイトルがいいですよね。「やさしい時間の過ごし方」。そのタイトルに込められたメッセージがまたいいです。


私たちにとって「やさしい時間」は
きっと、地球にとっても「やさしい時間」のはず
 ―もの作りを通して、環境について考えます


2部構成になっていて、第1部が講演「楽しみながら自然と共生」、第2部がもの作り「はちみつ(蜜蝋)キャンドルを作ろう」。定員いっぱいの30人の方々がお集まりくださいました。


まず最初に士別の小中学生に対して「未来の士別はこんなまち」というインタビューをしたVTRを見て、そこからキーワードを拾って、環境の話に持って行くというのが私の役割。


やっぱり自然・森林・羊・合宿・雪という地元の資源を大切にしてというキーワードが多かったけど、一方で買い物が楽しめる大きなお店が欲しいという無いものねだりの発言があったり、いろんなキーワードが出てきました。


それらを全部ひっくるめると、20世紀的な自治体の総合計画のような感じ。総花的、八方美人。それで、私が提案したのは、「優先順位をはっきりさせましょう」といこと。で、環境の話に持って行きました。


深刻な現状の話からスタートして、最後は、楽しみながら自然共生の具体例として、「でんきを消して、スローな夜を」100万人のキャンドルナイトを紹介し、そのキャンドルは蜜ろうキャンドルで、という流れでもの作りへと移りました。


蜜ろうキャンドルづくりはお湯の温度が上がりすぎて蜜ろうが溶けてしまうトラブルが続出しましたが、なんとかみなさん作り終えて、いよいよ本日のメインイベント、蜜ろうキャンドルに火を灯します。


071209ライトダウン.jpeg


蜜ろうの明かりを囲みながら、環境のこと、士別のこれからのこと、テーブルごとに話し合ってもらい、最後にテーブルの代表者から一言ずつもらいました。


キャンドルの明かり一つ一つは小さく心細いけど、こうして集まると明るくにぎやか。環境に対する取り組みも一人一人の行動は小さく心細いかもしれないけど、みんなで取り組めば大きな力になる…そんな趣旨のコメントが最後にあり、全くそのとおりだと感服しました。


士別のみなさん、ありがとうございました!

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森の時間でスロー起業 北海道下川町で起業しました…ってどこだかわかりますか?国が認定する環境モデル都市の中で最もコンパクトな社会実験空間です!
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