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森からの宅配便

森林に関わる仕事に就いてもうすぐ20年。日々の泣き笑いをご覧あれ!

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救急法

 先月末の土日と先週の土日、計4日間
日本赤十字社が開講する救急法講習を受講しました。
冬場のスキー場勤務に必要な為
と、いうのがキッカケでしたが・・・

初日の基礎講習で
一次救命処置(心肺蘇生法やAEDを用いた緊急処置)を学び
その日に学科、実技試験。
二日目からは
急病、けが、きずの手当、骨折の手当、搬送について学び
最終日に学科、三角巾を用いた包帯実技試験。
赤十字病院まで片道1時間半。
9時半〜16時半まで詰め込むだけ詰め込んで
本当にイッパイイッパイの4日間(涙)

・・・でしたが、受講して良かった!
AED、街で目にした事はありましたが
使用方法など全く知らない。
心停止、救急車が来るまでの数分の処置がどれ程重要だったか。
怪我と隣り合わせの林業。
携帯電話の繋がらない現場はしょっちゅうです。
すぐに車で病院に行けない確率の方が高い。
きず、骨折をしたまま
自力で山を降りなければならないかもしれない。
そんな時、少しの処置でも知ると知らないでは雲泥の差。
勿論、事故も怪我もあってはならない事だけれど
負傷者を前に何も出来ずアタフタ。
無駄に時間だけが過ぎて行く・・・
と、いう状況だけは絶対にイヤだ。

まだまだ確実に対処出来ると言う自信は全くない。
けど、見て見ぬフリをして
誰かが助けてくれるだろうと通り過ぎる事は決してしないと思う。
家で、外で、職場でいつどこで何が起きるか分からない世の中。
アナタは愛するヒトを助けられますか?


・・・なんてエラそうに言いながら
試験の合否は一週間後(苦笑)


        by、ナカシマ アヤ



 

コメント

Posted by: y氏の班長   [ 2009年10月 6日 20:17 ]

おつかれさまです。
昨年の6月同僚が現場で足をチェンソーで切りました。
あれはあせった・・・かなりあせった
とりあえず患部を圧迫止血して、事務所に連絡。
簡易担架をつくって車へ・・・。
その時は作業員が10人位いたので運べましたが、少なかったらと思うとゾーッとしました。
救急法ですか、いいですね。
自分も応急処置は知っときたいですね。
今度教えてください。

Posted by: こーりきー   [ 2009年10月 6日 20:59 ]

>誰かが助けてくれるだろうと通り過ぎる事は決してしないと思う。

すばらしい。。

私も持っていますが
うちの森林メディカルトレーナーは全員持っています。
自分が持っているのは人を助けるのに有効ですが
助けてもらうには仲間が持っていないと・・・です・・ハハハハ
だから
みんなであれは採っておくと良いといつも思う。。
実際に山や森で随分人をお助けしています。私にもしもの時は助けてねぇぇぇぇ(^^)

>アナタは愛するヒトを助けられますか?

早速
仲間ばかりでなく、
かみさんにも採りに行ってもらわねば・・・・ハハハ

Posted by: アヤ   [ 2009年10月 6日 21:57 ]

Y氏の班長さんへ


お疲れさまです。
現場での事故、当たり前ですが本当に突然やって来ますよね。備えあれば憂いなし・・・今日から三角巾をリュックに忍ばせています。出番がない事を祈るばかりですが。
一班に一人、対処出来る者がいれば心強いですよね。
まだまだおさらいが必要なので、傷病者役という設定で練習にご協力下さい(笑)

Posted by: ナカシマ アヤ   [ 2009年10月 6日 22:06 ]

こーりきーさんへ


う〜ん・・・確かにおっしゃる通り。もしワタシが山で心肺停止状態になったら、誰か心肺蘇生してくれるのだろうか・・・。ちょっとハッチに学んでもらわな困るなぁ。
もし配偶者が、子供が万が一の時・・・だから友達にも受講を勧めています。母も興味深々でした。
我が身を救ってもらう為には回りを固めてゆくべきですね(笑)

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森からの宅配便 西中国山地の山あい広島県廿日市市吉和で林業から木工まで、森林にどっぷりと浸かって抜け出せない毎日を送ってます。

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