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森からの宅配便

森林に関わる仕事に就いてもうすぐ20年。日々の泣き笑いをご覧あれ!

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おたくのチェーンソー

『おたくのチェーンソー、
 エンジンかかりにくくありませんか?』


本日、二度他の方にチェーンソーをお貸しして
二度共言われました。


『ん・・・そうですかねぇ?』


私がかけると、いつも通り一度でかかる。
力ではなく”クセ”の様なものがあるのでしょうか。


『おたくのチェーンソーじゃけ
 おたくの言う事聞くなら、せやぁないです。』


 なんだか妙に嬉しい一言。


チェーンソーを持ち出した当初、
とにかく恐ろしい機械でしかありませんでした。
勿論今でも、恐ろしい。
でも、それ以上に愛着もあります。
毎日の仕事での大切なパートナー。
少しずつですが、手に伝わる振動とエンジン音で
何を言わんとしているのか理解出来る様になってきました。


ガソリンがないのか。オイルが上手く出ていないのか。
刃が木に対して垂直にあたっていないのか。
はたまた、目立てが上達しない刃に呆れているのか(笑)


しかし、こちらがこんだけ愛しても
ちょっと油断すると、すかさず噛み付いてきます。

両想いになる為には
まだまだ時間が必要のようです。


     by、ナカシマ アヤ

コメント

Posted by: こーりきー   [ 2008年8月21日 21:20 ]

おんなじ。
私のビーバーも。。

癖が伝わると
わかってくると
手放せなくなります。
古いものほど・・愛着が沸きますよね。
私の鉈なんか・・絶対に一生一緒です(^^)

Posted by: ナカシマ アヤ   [ 2008年8月21日 22:39 ]

こーりきーさんへ


熟練作業員の方々の道具は
本当に年期が入っており、
大切に、大切に使っておられます。

色んなドラマを見て来た
証人の様な存在なのでしょうね。


”ビーバー”の呼び名が
とても気に入りました(笑)

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森からの宅配便 西中国山地の山あい広島県廿日市市吉和で林業から木工まで、森林にどっぷりと浸かって抜け出せない毎日を送ってます。

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