棟上げ
昨年末に工務店に納めた丸太。 
製材されて、3ヶ月かけて人工乾燥されて 
いよいよ 「家」になる日がやってきました。 
今日が棟上げだったんです。 

場所は廿日市市吉和。 
吉和の木で吉和に家を建てる。 
身近な木を使う事が良いことだって分かってはいるんですけど 
今の建築事情じゃ、なかなか出来ないんですよね。 
お昼には施主さんにも山まで来て頂いて 
今回の住宅に使った木の、切り株を見てもらいました。 
夕方には、地域の人たちに集まってもらって「もちまき」 
こんな風景も今時の都会じゃ見ること有りませんから 
大工の皆さんも楽しそう。 

私も上に上がらせて頂いて、まかせて頂きました。 
自分が育てて、そして伐る。 
その木が家になるために使われて行く。 
分かっちゃいるけど、実感出来ないのが林業家の常でした。 
でも、それを見届けるのは林業家の夢でした。 
そんな、顔の見える「家」造りをお手伝いしたい。
明日からも頑張りましょう(^_^)v 
西中国山地の山あい広島県廿日市市吉和で林業から木工まで、森林にどっぷりと浸かって抜け出せない毎日を送ってます。
						
コメント
Posted by: こーりきー [ 2007年4月10日 08:31 ]
素晴らしいですね・・
ホント
今時珍しい。
大工さんはそれは大喜びでしょう(^^)
顔の見える家
使われた樹のことを考えて
大事にお使いになるのでしょう
200年ぐらいは
大事に使われて欲しいなぁ
Posted by: た~ [ 2007年4月10日 22:04 ]
この工務店さんも15年くらい営業されてますけど
もちまきは3回目とか・・
社長もかなり緊張してました。(^.^;
それに、プレカット全盛のこの時代に全て手加工。
お客さんも、それなりにこだわりを持った人が多くて
こんな工務店さんだとこちらも応援したくなりますよね。