ナヤミゴト
目立てが思う様に出来ません。
目立てとは?
チェーンソーの刃をヤスリで研ぎ、切れ味をよくする事です。
刃にヤスリをあて、一定の力で、決められた角度に滑らす。
ただそれだけ。
とてもシンプルな事なのです。
昨日、切れが悪い刃で一日仕事をしました。
いつもの2倍、3倍、それ以上の疲労感。
それを見かねてか、今日の仕事前に
”いっぺんワシがスッちゃろう。”
と先輩が私のチェーンソーを擦り出しました。
待つ事10分。
これが私のチェーンソーか!?とためらう程の切れ味。
刃がどんどん木に吸い込まれてゆきます。
あぁ、昨日一日八つ当たりしてゴメンよぉ。
キミは出来るヤツなのに、持ち主の腕が悪いばっかしに・・・
思わずチェーンソーに謝りました。
何回教えてもらっても、側で見ていても、
テキストを読みあさっても、
結局は自分の手で感覚をつかむしかない様です。
ついこの間まで
夜ベットに入り目を閉じると
真っ暗な山、どこまでも続くヒノキが見えました。
最近目を閉じると
どこまでも続くチェーンソーの刃が見えます(笑)
数をこなし、慣れるべし
by.ナカシマ アヤ
西中国山地の山あい広島県廿日市市吉和で林業から木工まで、森林にどっぷりと浸かって抜け出せない毎日を送ってます。
コメント
Posted by: だん [ 2008年6月19日 05:54 ]
目立てはシンプルなようでとてつもなく奥が深く、奥が深いようで結局シンプルなのかもしれません。
そんなあなたにWoodsman Workshopの林業寺子屋プロジェクトはいかが?
ちょっと遠いですけど、出かける価値はあると思いますよ。前回は山口県から受講された方がいました。
今週末目立てと間伐です。
現代林業7月号の巻頭フォトレポートにも載ってます。僕も1枚だけちらっと写ってます。
Posted by: 神戸のキコリ [ 2008年6月19日 21:45 ]
目立ては40年ほどやっているベテランでも「最近やっと目立てがわかってきた」って言っているくらい奥の深いものですね
目立ては、上刃の角度はもちろん、手尻の下げ加減でも変わりますね。
刃が減ってきたら先にあるデプスを削って低くしないとだめですね。
だんさんおすすめのWoodsman Workshopの林業寺子屋プロジェクトは数多く開催されて受講しやすいけどだいたい年一回のIターンミーティングに参加するのも刺激的ですよ
毎回入れ替わったりしますが女性の同業者が数人されています。
って首の動きの悪いMさんの(勝手に)まわしものです。
林業新知識に連載していた出来杉さんのブログに試行錯誤している記事がのがありますよ(出来杉計画)
Posted by: ナカシマ アヤ [ 2008年6月20日 22:20 ]
だんさんへ
Woodsman Workshop、早速H.Pを見させて頂きました。まさに受けてみたい講習内容!
・・・なのですが、さすがに明日は仕事です(笑)
いつの日か広島より参上してみたいと思っています。
現代林業7月号、check致します。
Posted by: ナカシマ アヤ [ 2008年6月20日 22:28 ]
神戸のキコリさんへ
そのデプスの重要性に最近やっと
気付きました。
遅いですよね(笑)
今朝も朝一皆で目立てしましたが
やはり私は”似て非なるもの”
教えて頂いたブログ
拝見します。
Posted by: 神戸のキコリ [ 2008年6月28日 01:42 ]
2つ目のナヤミが出てきているようですが。
目立てはどうですか。
切れないチェーンソーは、エンジンの調子も悪くなってきます。
(木屑がたまってくる)
忘れず作業前点検で整備しているでしょうが、バーの溝を掃除してオイルがチェーンに行くように確認してエアクリーナーの掃除、この二つは、エンジンの回転数が上がらない時にはチェックしておく必要がありますよ