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森からの宅配便

森林に関わる仕事に就いてもうすぐ20年。日々の泣き笑いをご覧あれ!

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年に一度のご挨拶

 今週木曜日、『緑のツアー』が開催されました。
職業訓練校で建築について学ぶ生徒さんが参加。
普段自分たちで使う木材が、どこからどのようにやって来るのか?

 実際に一人一本、木を切ってもらいます。
一応(?)指導者というコトで生徒9人を受け持ちました。
涼しい顔してますが、内心ヒヤヒヤ・・・
3m に造材し、人力で(これミソ!)道まで運び出し
トラックに積み込み製材所へ持って行きます。

 山から切られた注文材のほとんどは、
この湯戸産業さんで製材されます。

 『アナタと会うのは年に一回、このイベントの時じゃね。
  早いねぇ〜。あれからもう一年かい!』

この材が湯戸へ行く・・・とトラックを見送り、思うけれど
ナカナカ直接足を運ぶ機会はありません。
なのでとても楽しみにしていました。

PB190058.jpg
角材となって初めて見える、腐れや割れ。
なるほど、板にひくと使い物にならないコトがよく分かる。
本当に選木は難しい。
材の末口、元口の表面をみての判断。
腐れ、ひび割れ、虫食い etc...
数々の情報を読み取らなくてはなりません。
曲がり材は、ひいても曲がり材なんだなぁ。
せっかくのチャンスなのに
分からない事が多過ぎて、質問さえ浮かばない。
う〜ん、はがゆい・・・

 『じゃあ、又来年おいでね。』

そう、来年までにもっともっとお勉強して又来ますネ。

PB190056_1.jpg

          by、ナカシマ アヤ








コメント

Posted by: y氏の班長   [ 2009年11月24日 19:07 ]

スゴイっすねー教えたんすか。
今度おいらにも材の見分け方教えてくださいね。
ナカシマ先生。

Posted by: アヤ   [ 2009年11月25日 19:00 ]

 Y 氏の班長さんへ


”せんせー”が不安そうだと生徒がさらに不安になるので、演じました(苦笑)
材の見分け方・・・まだまだダメだしだらけです。直材かと思いきや、ムシが入ってる。
いやなシミが出てるのに限って、ホレボレする色合い・・・
本当にエェ材は、ほんの一握りなんですね。

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森からの宅配便 西中国山地の山あい広島県廿日市市吉和で林業から木工まで、森林にどっぷりと浸かって抜け出せない毎日を送ってます。

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